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東京工科大への授業協力
先日、東京工科大学から授業への協力依頼があり、「アカデミックスキルズⅡ 」という授業にてオンライン形式で登壇をしてきましたので、ご紹介いたします。
こちらの授業は、この先社会に出ていく学生たちが活躍する際に必須の基本スキルとなるプレゼンテーション力、それも「異なるバックグラウンドを持つ他者に」自分たちの考えをわかりやすく伝える、ということに主眼が置かれているそうで、今回はその他者の1人として多摩地域での地域との接点も多い当社にお声がけいただいた、という経緯になります。
自社でも提案書の作成やプレゼンテーションの機会は多く、若手のメンバにお客さまへの提案に試行錯誤しながら1から取り組んでもらうこともあります。学生の頃からプレゼン力を磨いていく機会が授業として組み込まれているのは、非常に実践的な取り組みだと感じました。
授業は現在の社会情勢に合わせた形でオンライン授業となり、私から自社の紹介や学生時代に自分が取り組んでいたことなども懐かしく話しながら、現在の仕事とそこから学生のみなさんに考えてほしいテーマを伝えていく形を取りました。学生のみなさんが真剣に話を聞きながら、チャットで質問やコメントをしてくれたり、拍手等でリアクションを見せてくれるのはとても新鮮で、大学の構内での講義形式の授業と比べて、より親密なコミュニケーションが取れるのだなと実感したりしながらの授業でした。
その中で、私が学生のみなさんに出した課題は、「ビジネスの世界の埋蔵金データを探せ」というテーマです。”ブルーオーシャン”という言葉がありますが、現在顕在化しているニーズではなく、「気づいている人は少ないがあったら嬉しい、または社会に有用な変化を起こしうる潜在的なデータ」を考えてみよう、というもので、この先学生のみなさんが日常生活の中でどんなことに気づき、同じ授業に取り組む仲間たちとどのような話をし、新たな価値観を見出していくのか、とても楽しみです。
自分も学生時代に、就職課のスタッフの方に若手社会人として活躍している先輩を紹介いただき、社会の第一線で働く先輩がたの話を「数年先の自分の未来の話」として聞いていました。今度は逆の立場で、そういった取り組みの力になれることがとても嬉しく、自分が先輩たちから受け取ったものを次の世代に渡していく、そういう機会を与えてもらえたことに感謝もしています。
東京工科大学の佐藤先生、とてもいい機会をありがとうございます。
引き続き、多摩地域の大学と企業が新たな価値を生み出していくような産学連携の取り組みにも積極的に関わっていけたらと考えています。
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