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社会人に筋トレをおすすめする理由
今回は仕事には直接的には無関係、でも実は間接的には意味のある筋トレについて紹介します。
コロナ禍で在宅勤務になっている方も多いと思います。
私は以前と変わらず出勤しての業務ですが、出向先の方々もほとんどが在宅、
毎日数人しか出社しておりません。
そんな在宅勤務では通勤時間がなくなり時間を有効に使える一方で、意識して動かないと運動不足、それも深刻な状況に陥っているなんていうことも考えられます。
1日平均の座位時間が4時間程度の人に比べ、11時間の人では死亡リスクが40%も高くなるとも
言われています。
参考:スポーツ庁Web広報マガジンより
私はもともと10代のころから趣味?で自宅でもジムでもトレーニングを行っていますが、今まで接してきた多くの方に「トレーニング?何のためにやってるの?何を目指してるの?」と聞かれてきました。
私の場合は何かを目指していたり、健康のためにという考えは全くなく、ただ好きなだけですが、トレーニングに興味のない方も是非生活に運動を取り入れてみることをお勧めします。その理由を、順に説明しますね。
■運動することのメリット
まず、運動することには体型の改善、内臓脂肪等の減少、血管強化等による多くの疾患リスク低減、脳の血流が増すことで思考力や集中力増進など多くのメリットがあります。
■トレーニングにおける3つの原理
そして、トレーニング前に知っておくとよい3つの原理をご紹介します。こちらを知っておくことで、より効果的にトレーニングを行うことができます。
①過負荷の原理(オーバーロード)
同じ負荷では成長しません、少しでも負荷を大きくしていくことで成長します。使用する重量、挙上スピード、回数、インターバルの時間などで調整できます。
②特異性の原理
腹筋運動を行うと腹筋が発達する、といった考え方です。腹筋を鍛えることで腕の筋肉が発達するわけではありません。
③可逆性の原理
適切な運動を続けることが大切で、やめてしまえば衰えていくということです。
■トレーニングにおける原則
また、原理に続いて原則も3つご紹介します。
①全面性の原則
全身バランスよく鍛えましょうということ。バランスが崩れると逆に怪我や痛みの原因になったりします。
②意識性の原則
”ながら”運動なんて言葉もありますが、~しながらなんてダメです。
トレーニング時は鍛えている対象の筋肉に意識を向けて行うだけで結果がまるで違ってきます。
筋肉と会話しながらトレーニングしましょう。
アーノルドシュワルツェネッガーの名言があります。
「筋肉がNo!と言ったら、私はYes!と答える」
③漸進性の原則
ゆっくり少しずつ負荷を上げて段階的にトレーニングすることで成長するということです。仕事も同じかもしれませんね。
■栄養、休息
そしてトレーニングと同じくらい大切なこととして、栄養、休息についても考える必要があります。トレーニングは単体で考えるとうまくいきません。
ビルを建てる時にどんなに優れた職人がいても建てるための材料がなければどうにもなりませんよね。体も同じです。ビタミン、ミネラル、たんぱく質も糖質も脂質も不足しないようにしっかりとした栄養を摂取しましょう。プロテインを鼻で笑っているようでは話になりませんよ。
そして睡眠をしっかりとることも重要です。筋肉はトレーニング中よりも、栄養をしっかり摂って休息している時に成長していきます。
日本では古くから超回復といって「トレーニングで筋肉が傷つく→回復時に以前より筋肉が大きくなる」と言われていますがこれは誤りです。実際には、【トレーニングによる刺激→ストレスと感じる→ストレス応答】で筋肉は成長します。
休息時にストレス応答で成長していくものですが、栄養や休息が足りないとストレス→ストレス→ストレス…と一向に成長できないどころか逆に弱くなっていくので注意が必要です。意識して栄養や休息は取りましょう。
■やろうと思えば誰でも手軽にできるおすすめトレーニング
ここで、在宅勤務中にも手軽にできるおすすめトレーニングをご紹介します。
~スクワット~
脚の筋肉は全身の70%近くを占めると言われていますのでスクワットは特におすすめです。脚が太くなるから嫌だとか言う人もいますが安心してください。そう簡単に太くはなってくれませんから。絶対に。
■どうでもいい話ですが、私のトレーニングサイクル
以前は私は、①背中 ②胸 ③腕 ④肩 ⑤脚 の5分割でトレーニングをしていました(腹筋は適当にちりばめて)が最近は ①背中・腕 ②胸・肩 ③脚の3分割に変更しています。
夜勤での業務がほとんどで、1出勤で日をまたいで2日になってしまうので深夜のトレーニング5分割では頻度が少なく感じていること、トレーニング内容に体が慣れてしまっていることでプラトー(停滞)に陥っていると感じているため分割を変えて変化をつけています。
1度にトレーニングする部位を1部位から2部位に変更することでトレーニング時間が長くなると思われがちですが、3分割トレーニングにしたことで1部位に対して週に行える頻度が増しました。
その時々に応じて行う種目を変えることでトレーニングに変化をつけています。
1日目の背中のトレーニング時は高重量を扱う種目、2日目は低重量高回数で行う種目、などと種目を分けて行うことで体が慣れることを避け、また時間の短縮を図っています。
さて、仕事とは無関係な内容となりましたが、冒頭で触れたとおりトレーニングをすることは健康のためだけではなく、脳の機能にも影響→突き詰めて考えれば仕事にも繋がるということでOKとしてください。
最後に脂肪と筋肉、同じ重さでも体積はこんなにも違うという画像で締めくくりたいと思います。
筋トレしたくなったでしょ?
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