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2021/04/07 14:03:03

リーダーに求められるもの

こんにちは。第1本部でグループリーダーを務めているT.Mです。
今回は、私が日頃リーダーとして学んだことや取り組んでいることについて書かせていただきます。

■グループリーダーとして・・・学んだこと
中規模プロジェクトの請負開発リーダーとしての業務を終え少し経った頃、グループリーダーとなり、複数のチームの管理をする立場となりました。

これまでは自分が直接業務を行っているチームの管理だけでしたが、自分がいない現場にいるチームも管理することを求められ、どんなことができるのかと悩んでいたところ、当時の上司Yマネージャより、グループ運営として必要な管理の仕方などを実際に一緒にやりながら教えていただきました。

教えていただいた内容は、まず週次でコミュニケーションをとる機会を設けること。そこでまずは各メンバーの健康状態や悩みなどの聞き取り、それから業務の進捗状況や課題の確認、職場環境の問題が無いかなど、聞き取りを行いました。最初はぎこちなかったコミュニケーションも少し続けていると業務に対する考えや本音などを話したりしてくれるようになり、継続していくことの大切さを学びました。
また、そこで出た現場の課題については直接お客様にお願いに行ったりなどもしました。
そのようにお客様と密にコミュニケーションを取ることで、担当業務以外のお客様側の業務課題も相談いただけたり、また、今の業務が終わったらこんな相談もさせてほしいといった見通しについても徐々に情報共有していただけるようになっていきました。

そうやって、各チームのメンバーやさらにはお客様にも信頼を得ている上司の姿を実際に見て学ばせていただいたことは、とても良い経験となりました。当時の上司にはとても感謝しております。

■システム保守チームのリーダーとして・・・課題への取り組み
昨年より、複数の業務システムを保守するチームに所属し、そこでリーダーをやらせていただいております。

保守チームのリーダーになりまず取り組んだことは、もともと課題となっていた業務過多状況の改善でした。
保守業務ではユーザーからの問い合わせ対応はもちろん、システムの改善要望だけでなく、
他の関連システムの改修にともなう影響調査など様々な仕事が、たくさん割り込んでくる状況です。
保守業務内でもシステム改善などの開発も行っており、それには当然納期もあります。
納期を守りつつも、割り込みがたくさんある状況の中、各メンバーの負荷を下げるというのはなかなか難しい状況でした。

そこでまず、自分が心掛けたのは、タスク管理を行う自分自身が仕事をたくさん抱えすぎないようにすることでした。
各メンバーのタスク調整を行う時間を設け、日々変わっていく状況に合わせて毎日タスクの優先順調整や納期調整を行うようにし、システムの障害発生時や多くの問い合わせが一度に来た時などは、自分が助けるというスタイルをとることで、チーム全体の作業負荷を下げることができるようになりました。

次の課題として、作業負荷を下げれば、それだけこなせる仕事の量も減ってしまうので、
負荷を下げつつたくさんの仕事をこなせるチームにしていくには、どのようにすればよいか。
現在はこの課題解決に向けて日々取り組んでいます。

■就活中の方に向けて
私は、自分がリーダーに向いていると思ったことはありません。
ですが、現在はリーダーという立場を任され一定の成果を出すことができるようになりました。

自分には向いていないと思うことであっても、実際に仕事をしてみて気が付くことがあります。
例えば、文系だからIT業界は向いていないのではという考えもあると思いますが、
IT業界といっても、もちろんプログラム開発だけでなく様々な役割があります。
かくいう私も文系の出身ですが、開発業務の上流工程(要求定義)から下流工程(開発・保守)まですべて経験しています。

そうやって仕事を選ばずに何事も経験していく中で自分に向いていることや得意なことが見えてくるものです。
あれこれ考えすぎず、まずは挑戦してみてはいかがでしょうか?
あと、息抜きも忘れずに。趣味も大切です。
コロナ中の趣味として、久しぶりにプラモデルを作ったりしています。




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