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こんにちは。 第3 ICTソリューション本部のN.S.です。
今回はタイトルの通り、奥多摩在住の私から自然の中での在宅勤務についてお伝えできればと思います。まず簡単に私の仕事についてですが、私は現在第２東洋ビル（拝島）にて社内で使用するシステムと、複数のお客様のシステム開発とメンテナンスを中心に業務をしています。


▼在宅勤務環境の整備

そんな中、昨年（2020年）4月頃コロナウィルス感染対策で、会社の方針で在宅勤務を行うことになりました。会社で使っているデスクトップのパソコンで行う作業があったためテレワークは難しいと思いつつも準備を始めていきます。
自宅に仕事専用の部屋を確保し、インターネットは契約済のNTTのフレッツ光を利用します。ルーターから直接LANケーブルを引き回せばよいのですが、ルーターからの距離があり配線が困難です。無線LANを使用しても電波が届かないと思い、以前（約10年前）購入した、PLCアダプター（コンセントLAN）を使用してインターネット環境を準備しました。PCは、会社からノートPCを借用することになり、難しいと思っていた在宅勤務が現実のものになりました。


【使用したPLCアダプター（コンセントLAN）】
PLCアダプターは、ルーターに接続する親機、パソコンに接続するための子機の最低２台（子機は、増設可能）で使用します。（ポケットWiFi、スマホのテザリング機能、無線LANの中継器の使用などを検討するとインターネットの接続は簡単になると思います。）


▼在宅勤務のメリット

奥多摩に住む私は在宅勤務をすることで片道1時間、往復で2時間の通勤時間が節約になり、大きなメリットがありました。
また、青梅線の青梅から奥多摩間（東京アドベンチャーライン）は、雪や台風の影響で運転を見合わせることがあります。移動ができない場合は私はこれまでその都度有休休暇を取得していましたが、今後はそういったケースでも仕事ができるようになりました。在宅勤務の期間も雷が原因で停電が30分程あり仕事が出来ないことがありましたが、他に不便なことはありませんでした。働く人にとって、在宅勤務は良いことが多いと思います。

また、在宅勤務でできた時間は、有意義に自然を楽しむ暮らしに活用しています。
自然の多い奥多摩の生活の一部をご紹介させていただきますね。

庭で野菜や花を育てています。庭のチューリップは、11月～12月に球根を植えて、4月になると咲きます。花が咲いた後、葉が黄色くなったころ、球根を収穫し翌年の楽しみにしています。


庭のチューリップ

冬の季節は夜空を見上げると都心で見るよりも多くの星を見ることができます。
夜遅くまで星空観測していても、次の日が在宅勤務なら安心です。


小学校グラウンドから撮影しました。

休日には、奥多摩周辺のハイキングも良いです。

奥多摩むかし道
奥多摩駅から奥多摩湖までの約10kmの遊歩道があり、3～4時間程度で歩くことができます。


奥多摩湖付近で、サルに遭遇しました。

奥多摩駅近くにはレンタサイクルもあり、自転車を借りてサイクリングも楽しいと思います。


▼私が住む奥多摩町について

奥多摩町は、東京都の一番西の町です。夏は涼しく、冬は寒いです。ただアクセスはそれほど悪くはなく、奥多摩から電車を使うと、立川まで1時間、新宿まで2時間程で行くことができます。在宅勤務をしていて、急な呼出しがあっても対応は可能です。

それと人口が少ないこともありますが、コロナウィルスの感染状況は、都心（23区）に比べ非常に少なく感染リスクは少ないといえます。（2021年３月時点、感染者は20人程度。）

移住者の受入にも力を入れていて、町が保有する空家に15年住むと土地と家がプレゼントされます。さらに、リフォームの一部費用も負担してもらえます。保育園は、2ヶ所にあり待機児童は無く、毎月掛かる費用を町が負担します。これ以外にも、高校卒業までの通学費も町内の小中学校の給食費全額も町で負担してくれています。

東京の西側の地域には、奥多摩町と同様に、人口減少の対策を行っている市町村はたくさんあります。在宅勤務を機会に自分の生活に合った市町村をみつけて、自然の中でのテレワークを体験してみては如何でしょうか。


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