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チームリーダとして気をつけたこと
今回はTLになる前後での自らの変化と、マネジメントを経験する中で気づいたことをテーマに記事を書きました。
■入社~TLになるまで
私は8年前に入社し4か月ほど別のプロジェクトに所属した後、異動で現在のお客様先に配属されました。
そこで初めて取り組むことになったのが、データベース(RDB)でした。
それまでデスクトップアプリケーションの開発は経験があったものの、データベースは全くの未経験。研修資料を見ながら一つ一つのコマンドを覚えていく状態でした。そんなある日、「研修資料の他に参考になるものはないか」とインターネットで検索をしたところ、とあるHPがヒットし、その内容に衝撃を覚えました。
その内容とは、「大学院で専攻していたグラフ理論とデータベースの親和性の発見」でした。
そこからはデータベースのある種の数学的美しさに魅了され、仕事にものめり込むようになっていきました。
そして、その姿勢を認めていただいたかは分かりませんが、3年前にTLに昇進することができました。
■TLになってから
私がTLになってから意識したことは以下の通りです。
・怒るより褒める
TLになった当初は立場を重くとらえすぎてしまい、責任を果たしたい思いゆえに指摘の口調が強くなりがちだったのですが、それではチームの雰囲気が悪くなってしまうと思い直し、メンバの良いところを見つけ伝えていくように意識を改めていきました。
・まずはチームメンバの話を聞く
問題が発生した際に自分の先入観や第一印象で決めつけるのではなく、何を考えて・どうしてそのアクションをとったのかを聞いてから問題点を考えるようにしました。
その結果、自分では考えつかなかった視点や手順書の不十分な記載などに気づくことができました。
・感謝の言葉を伝える
チームメンバに、自分のできない作業を代わりにしてもらっているのだと気がついてからは、その都度感謝の言葉を伝えられるようになりました。
また、日々の作業を使役的な”作業”ではなく、主体的な”仕事”と感じてもらえるよう心掛けています。
現在はコロナ禍で人員が削減された影響もありリーダ業務はGLに移行していますが、一作業者としても上記は常に意識するようにしています。
■マネジメントを経験する中で
私がチームを運営する上で助けられていると感じていることは、
「タスクの完了メールが出ているかの確認」や「自分に出来る作業があったら代わりにやりますよ!」という声を上げてくれたり、メンバが自分に与えられた仕事以外の事や他のメンバのことも気にかけてくれていることでした。
私の力不足もありますが、全員の仕事を完全に見切れるわけではないのでフォローしてもらえること、また全体を見て動いてもらえることが本当にありがたいです。
■最後に
振り返れば、大学院を卒業して8年が経ちました。
今回は入社後に携わってきた業務の一部を紹介させていただきましたが、何かの参考になれば幸いです。
ちなみに、今回私がデータベースの業務を行っていたことは初めて紹介したので、同僚の中には驚いた方もいるかもしれません。機会がありましたら、そちらの話もどこかでさせてください。
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