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こんにちは。入社4年目になります、第2ICTソリューション本部のH.Nです。

短大を卒業後、新卒で弊社に入社致しました。社内人事異動を何度か繰り返し、社会人3年目から現在に至るまで通信販売事業会社のお客様先に常駐させていただいております。
そちらでは、施策のクーポンを発番したり、そのクーポンを使用してどれぐらいの売上があったのか検証したりしています。その中でも私が担当する業務で一番大きな作業は、データベースファイルを使用してDM（ダイレクトメール）を送付するお客様を抽出することです。

DMとは企業から法人・個人に宛てて紙媒体で送られる、商品やキャンペーンの広告のようなものです。
初めて作業をしたときは、緊張感をもって作業していましたが、慣れてくると流れ作業のようになってしまい、ある日DMを送付する直前にミスが発覚し、原因を突き止めたところ自分の作業範囲の中で失敗していたことが判明しました。社会人になってから一番の大きなミスでした。早急なリカバリ対応が必要でしたが冷静な判断ができないまま作業を行ってしまい、再度同じところでミスをしてしまったときは大変焦り、絶望感で目の前が真っ白になってしまったことを今でも鮮明に覚えています。

その時はたくさんの方にフォローしていただき無事に解決することができましたが、その分たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまった罪悪感と、作業の手間を増やしてしまった自分の無能さに、初めて悔しい思いを経験しました。
そのあとは自分がなぜ失敗してしまったのか、なぜ確認をせずに着手してしまったのかを自分なりに考え整理し、一人反省会を行いました。その結果、流れ作業になってしまっていたこと、確認を怠っていたことが原因だと気付き、そこからは丁寧に仕事をしようと緊張感をもって取り組んでおります。
自分のことを無能だと思っていた私ですが、お客様からは「対応が早くて助かる」や「反省を次に活かせていてすごいよね」などといった評価をいただくまでになりました。

つらつらとここまでお話ししましたが、私が皆さんに何を伝えたいかというと、表題にもある通り「失敗が人を成長させる」ということです。

なるべく失敗はしない方が良いですが、誰にでも失敗はつきものだと思っています。
しかしその失敗を恐れて挑戦しないことや、失敗してしまったけど後悔だけで終わってしまう、というのは全く成長がなく、もったいないことだと思います。
「経験が物を言う」ということわざがある通り、若いうちにたくさん経験し、たくさん反省してその経験を活かしこれから自分がどう仕事に取り組んでいけるか考えられる人が強くなる、成長すると信じています。
失敗をしたことで気付けたことや、学べたことがたくさんありましたので、ご紹介した失敗談も私にとっては今ではいい思い出になりました。

まだまだ至らない点もありますが、「乗り越えられない壁は絶対にない」を念頭に、これからも丁寧に、緊張感をもって業務に励み成長して参ります！




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