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ITで農業!?サトイモ収穫!!二年目!
今年も、AI×農業プロジェクトにて、サトイモ収穫を某大学にて採取してきました!!
今年の研究では、去年と同様に、定期的に水を与えた場合と与えなかった場合に加えて、定期的に水を与える判断基準値を2つに分けて、生育をおこないました。
結果として、定期的に水を与える判断基準値を2つに分けた物は、そこまで変わらず去年同様大きいサトイモに育ち、水を与えていないエリアも、今年は雨が多かった為、去年より大きく育ちました。
去年の収穫につきましてはコチラをご覧ください。
定期的に水を与えたエリアでは大きい物で高さ2メートルくらい、与えなかったエリアでも高さ160センチ~180センチほどに育っていました。
1つのサトイモで採取出来る収量は、定期的に水を与えた方と、水を与えなかった方では、さほどありませんでしたが、根の太さが水を与えなかった方に比べて二回りほど、大きさに違いが見受けられました。
また定期的に水を与えた方は、非常に水分を含んでおり、断面を絞ると、沢山の水が湧き出てきました。
左が水を与えていない方のサトイモ、右が定期的に水を与えたサトイモ。
学生に交じって、社長も収穫に参加しました。
今回も絶好調の様です。
今回はサトイモの収穫と共に、実験機であるセンサーも回収しました。
こちらのセンサーは、地中水分量を測り、定期的に水を与える判断基準値の見分けをおこなう装置になります。
今年は雨が多かったので、去年に比べて泥まみれでした。
今年は、多くのサトイモを収穫できましたので、大量に持って帰り社員へお配りしました。
今回サトイモの品種が2つありまして、サトイモが沢山入っている方が土垂れ芋、少ない方が大野芋という品種になります。
土垂れ芋に比べて、大野芋は丸っこく上質な美味しさから、料亭などで多く使われている芋の様です。
これだけ収穫しても、畑全体の10分の1にも満たないくらいでした。
私は腰が疲れてしまい、途中休みながらの作業をしていたのですが、農家さんの大変さが、よく分かりました。
今年も無事収穫を終えて、AI×農業プロジェクトの2年目がほぼ終了しました。
今年は、AIを導入し自動的に管理するシステム作りをおこないましたが、難題があり実装まではいきませんでした。
またセンサーから取得したデータが、本来取得したい値に近づけられなかったので、改修が必要な事も分かりました。
来年も、引き続き研究予定ですので、今年の反省を糧にして、成果が上げられるよう挑戦していきたいと思います。
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