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入社に際しての挨拶
東洋システムに入社し、本ブログにおいて自己紹介させていただく運びになりましたので、学生時代に取り組んできたことの紹介からこれから従事するお仕事についての所感を述べさせていただきたいと思います。
■学生時代取り組んできたことからお仕事へ
私は、大学に在籍時、材料の研究を行っていました。材料の研究と聞くと、とっつきにくいもののように感じるかもしれませんが、周りを見渡せば材料とはありふれたものであり、私たちにとって身近な存在です。さらに、その材料についてよく目を凝らすと大きく分類して金属、無機、有機材料に分けられることに気が付きます。さらに各材料を構成する多種多様な元素によって材料の織り成す世界は、広がっています。
材料の研究で興味深いのは、”系”を構成する要素が無数に存在することです。ここで系とは、ある観察対象に関して作用するまとまりのことを指します。ある2種類の金属からなる合金の系においても、試料作製時の金属の種類の比率から、圧力、温度の状態によっても系の中で支配的となる物理法則が変化し、結果として顕在する材料が異なってきます。
この系によって支配的となる法則が変化することは、実生活でも感じることができます。例えば、家にいつもポテトチップスのストックがあっては、つい手に取ってしまい、痩せたくても痩せられない。ここでは、痩せたいという意思よりもポテトチップスの力関係が強く、支配的であるといえます。例えとして不出来かもしれませんが、大枠としてはこんな感じです。
では私が飛びこんだIT業界では系がどこに現れるのでしょうか。私ですと、まずソースコードに現れるのかなと思います。このソースでは、この制御構文があって、その中に別の制御構文があって、それらがいくつもの行にわたって記述され、一つの系をなすと思います。私もこれから東洋システムで、また、このIT業界で従事するにあたり、この系の中の秩序ある複雑さについて味わいを感じてお仕事をしていきたいと思います。
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