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スマート農業のプレゼンをしました@ET&IoT 2021展
先日、ET&IoT 2021展に、東京都立産業技術研究センターブース内の展示の1つとして、現在担当している東京農工大学との産学連携に関する展示と展示会当日のプレゼン、また事前にオンライン用のプレゼン動画撮影もしてきましたので、そちらをレポートさせて頂きます。
ET&IoT 2021展は、要素技術から応用分野まで組込み・エッジテクノロジーを紹介する展示会で、11/17(水)~11/19(金)までパシフィコ横浜で、その後11/22(月)~12/3(金)の間はオンラインで開催となっています。
コロナ禍の影響もあり、リアルとしては2年ぶりの開催となった今回の展示会ですが、印象としてはまだ出展もそれほど多くはなく、来場者数も様子を見ながらという感じでした。しかし徐々に日常生活も戻りつつありますので、来年以降はもっと活気のある開催になると思われます。実際、今回も新しい技術に興味のある来場者からの質問には活気があり、「新しいビジネスチャンスを見つけに来た」という方が多かった印象でした。
弊社は、「露地での収量予測と最適灌水制御AIエンジンの開発」というテーマで展示を行い、実際に土壌水分を測定した機器を展示しました。弊社の展示に興味を持たれた方は、仕事あるいは個人的に農業に関連した方が多く、土壌水分を測定する事の難しさに共感された方や、今後サトイモ以外への展開を期待された方もいらっしゃいました。それ以外では、テーマの内容というよりも、弊社代表が会長を務めている「たちかわIT交流会」に興味を持っていただけた方も多数いらっしゃいました。
プレゼンについては、展示会初日にブースのステージ上で15分程度で行いました。また、オンライン用の撮影は展示会の事前に済ませておきました。両方とも、用意したPPTファイルを手元で見ながらのプレゼンでしたが、撮影時には目線をPC画面でなく、カメラの方に向けるのが難しく、リアルでも意識はしていましたが、聴講者に向かって話をするのがなかなか難しかったです。他の方のプレゼンも同様の感じでしたが、中には資料も内容も完全に頭に入っていて、自ら志願して同じ日2回目のプレゼンを行い、しかも2回目はその日の最後だったので、時間を延長して話をした人もいました。そのようなプレゼンは、聴いている人をより取り込むことができていて、とても参考になりました。
展示ブースでは説明員として来場者と話をしたり、他の関連する展示を見たりして、弊社のスマート農業への取り組みに対する期待、同様の問題点の共有、同業・異業との融合による新たな可能性などが見受けられ、今後の励みとなりました。
今回展示会で得られた弊社や、今取り組んでいるテーマに対する生の声を、今後の業務に活かし、是非とも製品化して、産学連携を成功できればと思います。
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