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2022/02/22 12:00:29
実務経験10年以上、都心エリアから多摩地域への転職
0. はじめに
私は、サーバー インフラ系の技術者として、都心にある企業に10年以上勤めていましたが、4年ほど前にその企業を辞め、当社に中途入社しました。
前職の自分の同期や先輩・後輩にも転職していった人間はいましたが、殆どが都心部にある他の大手IT企業への転職であり、多摩地域やその他地方への転職というのは、ほぼありませんでした。私のしたような転職は、少し珍しいケースかも知れません。
「多摩地域への転職をテーマにした記事を書いて欲しい」と当社ブログ担当者より依頼を受けたこともあり、私が当社に転職するに至った経緯や実際に転職してみての所感など、簡単に書き記したいと思います。
当時とは色々と世間の状況も変わってきていますが、少しでも参考になれば幸甚です。
1. 転職の経緯
転職の経緯をお話する前に、まず前職での業務内容を簡単にご紹介したいと思います。
私は主に Microsoft 社の製品を使った SI 案件の技術主幹担当者や PL として、要件定義や各種設計、実際の構築・移行作業などを担当しておりました。また、お客様の環境アセスメントや ToBe モデルのご提案、次期システムへの更改に向けた RFP の作成支援、他社請負プロジェクトの技術支援や資料レビューといった業務も行っておりました。
10年ほど同じ企業に勤めていたと冒頭で述べましたが、私が具体的に転職を検討し始めたのは、まさに前職でのキャリアが10年に差し掛かったあたりです。それまでは、あまり真剣に転職について考えることはありませんでした。
転職すると一気に給与が上がる、という話もよく聞きましたし、一緒にお仕事をした同業他社さんやお客様から転職のお誘いを頂くこともありましたが、私は上昇志向もそれ程ありませんでしたので、同じところで仕事を続けていました。そこから何故転職を考え始めたのかというと、10年のキャリアの中で一通りの経験も積めたので、もう少しゆったり仕事がしたいと思ったからです。
また、両親が共に70歳を超えたこともあり、実家の近くの西多摩エリアで働きたいと、漠然と思うようになりました。満員電車や人混みに疲れた、というのもありますが……
2. 転職活動
転職をしようとして転職する人は、大抵仕事をしながら転職活動を行い、転職先が決まってから仕事を辞めるかと思います。しかし私は、まず仕事を辞めて無職の状態になってから職探しを始めました。仕事をしながらの転職活動では、途中で面倒くさくなって諦めそうだと思ったからです。(単に怠惰で無計画なだけですので、このようなやり方はオススメしません……)
さて、晴れて無職となった私は、しばらくダラダラしたのち、無難にインターネット上のいくつかの転職サイトに登録して、求職情報を探し始めました。多摩地域で勤務でき、前職のキャリアを活かせる職種であれば、その他の条件は一旦考慮せずに探しました。
しかし、私の希望に合致する求人は、それ程多くありませんでした。また、一見よさそうな求人であっても、実際に面接でお話を伺うと条件が噛み合わず、選考を辞退させて頂くケースが殆どでした。(唯一の例外が当社、東洋システムでした)
多摩地域で私が就職活動を進めるにあたって、ハードルとなった要素を以下にご紹介します。四年前の話ですので、今は状況違っているかも知れませんが。
■ そもそもインフラ系の求人が少ない
私は、前職でのキャリアが活かせる仕事に就きたいと思っていましたが、転職サイトで多摩地域の IT 系の求人情報を探すと、プログラマー関連の募集が多く、インフラ系の求人はあまり多くありませんでした。
■ 希望する業務の求人が殆どない
インフラ系の求人があっても、オペレーターやテスターなどが殆どで、私が希望する設計や構築といった SI 関連の仕事は見当たりませんでした。
ただ、ダメ元で面接に伺ってお話をさせて頂いた際に、実は設計などの業務ができる人材も欲しかった、と現場の方から言われるパターンも何度かありましたので、私の探し方が悪かった可能性もあります。
■ 実際の勤務地が多摩地域ではない
求人情報に記載された所在地が多摩地域のものであっても実際の勤務地は異なる、というパターンも何度かありました。業務形態が客先派遣であり、勤務地は顧客に依存するといった場合や、求人情報に記載された多摩地域の拠点は営業所で、技術職は都心の本社勤務となるといった場合などです。
この頃は、自分の中で多摩地域での勤務はマストでしたので、こういった場合は、他の条件が良くても選考を辞退させて頂きました。インフラ系の案件では、構築など現地対応が必要になる部分があり、それが都心部での作業となることは許容範囲でしたが、通常勤務の場所が都心部では、転職前と変わりませんでしたので……
3. 転職してみて
このように再就職先を中々決められずにいましたが、ふとハローワークの求人情報をあたってみたところ、当社のインフラ系技術者の募集を見つけ、応募しました。先に挙げたような条件面での不一致もなく、きちんと多摩地域で働けるIT企業だと感じましたので、当社にお世話になることを決めました。
入社した当初は、企業文化の違いに戸惑う部分も多々ありましたが、これは多摩地域への転職に限らず職場が変われば必ずあるものだと思いますし、上司や同僚、周りの方々が皆さん親切で、ゆっくりと慣れていくことができました。
また仕事面では、前職での経験が活かせる設計・構築系の案件がありましたし、多摩地域の拠点で業務ができる体制となっています。正直入社前は、多摩地域での仕事のイメージが湧かず、大した内容の仕事はないのではないか、と不安に思うこともありましたが、それも杞憂でした。
多摩地域で働きたい、ITインフラの仕事がしたい、こういった要件で転職先をお探しの方、ぜひ当社も候補に加えて頂ければ幸甚です。
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東洋システムは、社員1人ひとりを大切にみんなで明るく元気に働いています。
また、前向きで向上心のある方の募集は通年で行っております。
ご興味のある方はこちらの採用ページからいつでもご応募をお待ちしております。
私は、サーバー インフラ系の技術者として、都心にある企業に10年以上勤めていましたが、4年ほど前にその企業を辞め、当社に中途入社しました。
前職の自分の同期や先輩・後輩にも転職していった人間はいましたが、殆どが都心部にある他の大手IT企業への転職であり、多摩地域やその他地方への転職というのは、ほぼありませんでした。私のしたような転職は、少し珍しいケースかも知れません。
「多摩地域への転職をテーマにした記事を書いて欲しい」と当社ブログ担当者より依頼を受けたこともあり、私が当社に転職するに至った経緯や実際に転職してみての所感など、簡単に書き記したいと思います。
当時とは色々と世間の状況も変わってきていますが、少しでも参考になれば幸甚です。
1. 転職の経緯
転職の経緯をお話する前に、まず前職での業務内容を簡単にご紹介したいと思います。
私は主に Microsoft 社の製品を使った SI 案件の技術主幹担当者や PL として、要件定義や各種設計、実際の構築・移行作業などを担当しておりました。また、お客様の環境アセスメントや ToBe モデルのご提案、次期システムへの更改に向けた RFP の作成支援、他社請負プロジェクトの技術支援や資料レビューといった業務も行っておりました。
10年ほど同じ企業に勤めていたと冒頭で述べましたが、私が具体的に転職を検討し始めたのは、まさに前職でのキャリアが10年に差し掛かったあたりです。それまでは、あまり真剣に転職について考えることはありませんでした。
転職すると一気に給与が上がる、という話もよく聞きましたし、一緒にお仕事をした同業他社さんやお客様から転職のお誘いを頂くこともありましたが、私は上昇志向もそれ程ありませんでしたので、同じところで仕事を続けていました。そこから何故転職を考え始めたのかというと、10年のキャリアの中で一通りの経験も積めたので、もう少しゆったり仕事がしたいと思ったからです。
また、両親が共に70歳を超えたこともあり、実家の近くの西多摩エリアで働きたいと、漠然と思うようになりました。満員電車や人混みに疲れた、というのもありますが……
2. 転職活動
転職をしようとして転職する人は、大抵仕事をしながら転職活動を行い、転職先が決まってから仕事を辞めるかと思います。しかし私は、まず仕事を辞めて無職の状態になってから職探しを始めました。仕事をしながらの転職活動では、途中で面倒くさくなって諦めそうだと思ったからです。(単に怠惰で無計画なだけですので、このようなやり方はオススメしません……)
さて、晴れて無職となった私は、しばらくダラダラしたのち、無難にインターネット上のいくつかの転職サイトに登録して、求職情報を探し始めました。多摩地域で勤務でき、前職のキャリアを活かせる職種であれば、その他の条件は一旦考慮せずに探しました。
しかし、私の希望に合致する求人は、それ程多くありませんでした。また、一見よさそうな求人であっても、実際に面接でお話を伺うと条件が噛み合わず、選考を辞退させて頂くケースが殆どでした。(唯一の例外が当社、東洋システムでした)
多摩地域で私が就職活動を進めるにあたって、ハードルとなった要素を以下にご紹介します。四年前の話ですので、今は状況違っているかも知れませんが。
■ そもそもインフラ系の求人が少ない
私は、前職でのキャリアが活かせる仕事に就きたいと思っていましたが、転職サイトで多摩地域の IT 系の求人情報を探すと、プログラマー関連の募集が多く、インフラ系の求人はあまり多くありませんでした。
■ 希望する業務の求人が殆どない
インフラ系の求人があっても、オペレーターやテスターなどが殆どで、私が希望する設計や構築といった SI 関連の仕事は見当たりませんでした。
ただ、ダメ元で面接に伺ってお話をさせて頂いた際に、実は設計などの業務ができる人材も欲しかった、と現場の方から言われるパターンも何度かありましたので、私の探し方が悪かった可能性もあります。
■ 実際の勤務地が多摩地域ではない
求人情報に記載された所在地が多摩地域のものであっても実際の勤務地は異なる、というパターンも何度かありました。業務形態が客先派遣であり、勤務地は顧客に依存するといった場合や、求人情報に記載された多摩地域の拠点は営業所で、技術職は都心の本社勤務となるといった場合などです。
この頃は、自分の中で多摩地域での勤務はマストでしたので、こういった場合は、他の条件が良くても選考を辞退させて頂きました。インフラ系の案件では、構築など現地対応が必要になる部分があり、それが都心部での作業となることは許容範囲でしたが、通常勤務の場所が都心部では、転職前と変わりませんでしたので……
3. 転職してみて
このように再就職先を中々決められずにいましたが、ふとハローワークの求人情報をあたってみたところ、当社のインフラ系技術者の募集を見つけ、応募しました。先に挙げたような条件面での不一致もなく、きちんと多摩地域で働けるIT企業だと感じましたので、当社にお世話になることを決めました。
入社した当初は、企業文化の違いに戸惑う部分も多々ありましたが、これは多摩地域への転職に限らず職場が変われば必ずあるものだと思いますし、上司や同僚、周りの方々が皆さん親切で、ゆっくりと慣れていくことができました。
また仕事面では、前職での経験が活かせる設計・構築系の案件がありましたし、多摩地域の拠点で業務ができる体制となっています。正直入社前は、多摩地域での仕事のイメージが湧かず、大した内容の仕事はないのではないか、と不安に思うこともありましたが、それも杞憂でした。
多摩地域で働きたい、ITインフラの仕事がしたい、こういった要件で転職先をお探しの方、ぜひ当社も候補に加えて頂ければ幸甚です。
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