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茅野でウェルネステレワーク
先日、久しぶりの出張で長野県茅野市に行ってきました。以前訪問したときと比べて感じた茅野市の変化を中心にレポートしていきたいと思います。二拠点生活やいつかはUターンを考えている方の参考になれば幸いです。
立川から茅野は、電車で1時間半。この日はお昼をあずさの中で取りながら、午後イチで茅野に到着するスケジュールで移動しました。
■茅野駅直結の「ワークラボ八ヶ岳&まちライブラリー」
茅野駅に着いて、まずは拠点となるワークラボ八ヶ岳へ。ここには当社名義の部屋を借りていて、茅野市にある諏訪東京理科大学の学生との接点づくりに活用しています。
このワークラボ八ヶ岳に向かう途中、目に留まったのは「まちライブラリー@My Book Station 茅野駅」という本棚スペース。ここはレンタルで自分の蔵書や作品を展示することができるスペースと、裏手には大きな市民が自由に利用できるライブラリースペースの2つのスペースから成り立っていて、木の香りと個性豊かな本が並ぶ景色にインテリジェンスを感じました。何をするにも、ここにある本やこの場所を楽しむ人たちからヒントをたくさんもらえそうです。
せっかくなのでこの「まちライブラリー」の受付やスタッフの方に話を聞いてみたところ、実はこの2022年の6月からワークラボの指定管理者を「まちライブラリー」が引き受けることになり、隣接の本棚スペースと共に運営しているのだそうです。そしてこの「まちライブラリー」は全国に900ヶ所にも広がり、茅野市も全国との縁をつくりながら活動をしていくことになったのだなと感じました。
そうそう、茅野市は先日「デジタル田園健康特区」という全国に3市しか指定されていない戦略特区にも指定されています。この戦略特区としての取組からも、自分たちの拠点のある立川市や福生市での取組としても学べるものがあるのではと注目しています。
▼長野県茅野市、デジタル健康特区に指定
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC116XP0R10C22A3000000/
■セキュアなテレワークを実現するネットワークとは
さて、今回のワークラボへの出張の主な目的はそんな健康特区としてウェルネステレワーク(=ワーケーション)を推進する茅野市の、各企業から訪れた方々の本社と茅野市でのテレワーク拠点を結ぶネットワークのあるべき姿の検討です。
詳細はお話できませんが、どこがウィークポイントになるのか、それをクリアするネットワーク構成とはどのようなものなのか、各社のネットワークのエキスパートが集まり有意義な情報交換を進めています。
コロナによって都心への一極集中から働き方が変わっていく、その変化に自分たちも合わせるだけでなくなにか前向きな提案ができるよう、取り組んでいきたいと考えています。
■身も心もウェルネスに
そして出張の楽しみといえば、地域の名産を楽しむことですね。長野県といえば、おいしい馬刺しが有名です。茅野市のことをよく知る一環として、こちらもおいしく学んできました。(日本酒も最高!)
■「ウェルネステレワーク」というコンセプト
翌日は、茅野市の別荘地としての代名詞「蓼科」のリゾート物件をいくつか視察しながら、各社のテレワークの取組状況や茅野市の取組から見えてきたことを聞かせてもらいました。
積極的にテレワーク体制の構築に取り組んでいる企業がいる一方で、コロナ前に会社で山荘を持っていた企業でもテレワークが成立しにくかった企業は逆に山荘を手放すケースもあり、その中でIT企業のテレワークシフトへの相性のよさというか、スムーズにテレワークに移行できた企業が多かったことは印象に残りました。そういった成立しにくかった企業へのサポートも今必要とされているのかもしれない、と感じましたね。
そのような中で茅野市としては、テレワークを「自宅から離れ、あえて茅野市に来て行う」価値をどう環境として整え、発信をしていくのかという点を考えられているそうです。
以下の動画も非常に参考になるので、ご興味のある方はぜひ視聴してみてください。
▼茅野市ワーケーション・オフサイトミーティング
たまには自社や自宅を離れて、他の地域の取組や人・企業を知り、見聞を広めながら自分たちの引き出しを増やす働き方をどう自社でも実装していくのか。
引き続き考えていきたいと思っています。
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