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インターンシップ振り返り記事
この度東洋システム株式会社のインターンシップに参加した大学生のI.Sです。
今回は、私がインターンシップで学んだことをご紹介いたします。
私は都内の理系大学の3年生で、今回夏季休暇を利用して10日間のインターンシップに参加しました。私の専門分野は理工系ですが、情報系の企業について知りたいと思いインターンシップの参加を希望しました。
■ プログラミングのコツ
プログラミングに関しては1,2年生のときに授業をとっていましたがあまり得意ではなく、むしろ苦手意識を持っていました。プログラミング言語は何を書いているのかよくわからず、サクサク処理できたらカッコいいけれどあまり自分には向いていないと感じていました。
インターンシップの中ではSQLを用いたデータの表示や分析方法などを学びました。わからないことだらけでしたが、基礎から見本の通りにコーディングを進めていき、正常に動作した時はとても嬉しく、その達成感で頑張ることができました。徐々に難易度の高い課題に挑戦していきましたが、課題を一つ終わらせるたびに自分も一歩成長しているように感じ、課題をこなしていく中でプログラミングにおいて重要なことがわかるようになっていきました。
それは何かというと「論理的思考力」と「失敗の原因究明」です。
論理的な思考ができなければ、導きたい結果を出せるようなコードを組み立てることはできません。また、プログラミングにはエラーがつきものなので、失敗したときに失敗した原因やなぜそれが起こったのかを考え、改善していくことが大切です。これらの経験から、トライ&エラーを繰り返して正解を目指して一歩ずつ進んでいくことがプログラミングにおいて大切なことであると感じました。
プログラミングの基礎を勉強して、「プログラマーとは数多の失敗を経験した者に与えられる名である」という格言っぽいものを思いつきました。的を射ているかはわかりませんが失敗の数だけ成長することができるというのはプログラミングのみではなく多くの物事に共通する事実であると思います。
■ IT企業のイメージギャップ
「PCやネットワークに精通し、プログラミングやデータ分析などを行い、人間よりも電子機器やインターネットなどに向き合う、形のないデジタルな仕事」というのがインターンシップ前の私が持っていたIT企業のイメージでした。しかしそのイメージは今回の経験で大きく変わりました。
インターンシップ期間中の業務で、社員インタビューを実施しました。インタビュー内容についての構成などから行い、実際にいくつかの社員さんにインタビューをさせていただきました。インタビューではどのような質問をすれば聞きたい内容を引き出すことができるか考えることや、回答の内容についての理解をどこまで深めることができるかなど、傾聴することと、質問する力の重要性を学びました。
業務の内容や社会人としての働き方まで様々なお話を聞く中で共通していたことがあります。それは顧客とのコミュニケーションを重視する点です。システムの開発や運用、保守などの業務を行っていく中で、ユーザーがどのようなシステムを求めているのか、その意思をくみ取ることが非常に重要だとどの社員さんもおっしゃっていました。実際に考えてみれば当たり前かもしれませんが、「人と向き合うよりもPCと向き合う」のではなく、「人と向き合わなければPCとは向き合えない」ということです。笑顔でコミュニケーションをとることや、信頼関係を築くことなど、人との関わりがあって初めて仕事が生まれ、企業が成り立つのだと社会の成り立ちについて改めて学ぶことができました。
■ まとめ
10日間という短い期間でしたが、その期間以上に濃い内容を今回のインターンシップで学ぶことができました。自身の進路選択や就職活動に大きく役立つような発見や学びがあり参加することができてよかったです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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