Case Study 「事例紹介」

新しい挑戦、新年のシステムリリース

当時このシステムができるまでには多くの挑戦がありました。ここでは、その中からいくつかのシステム開発エピソードをご紹介させて頂きます。

お客様からのご相談

ある年の4月、大変お世話になっているお客様から特別な依頼が届きました。来年から「サブスクの雑誌サービスを開始したい」とのこと。正直、この領域には経験がなかったのですが、社内で検討を行い、お客様からの強いご要望に是非お応えしたいと思った我々は、チャレンジの精神で取り組むことを決意しました。

プロジェクト開始したものの・・・

プロジェクトリーダーのKさんが当時を振り返って語るには、このプロジェクトの要件調整は非常に大変だったとのこと。関係する多くの部署からの意見や要望を統合するのは容易ではありませんでした。しかし、都度資料を準備しお客様と何度も打ち合わせをする中で要望をしっかりと捉え、社内のメンバーとのコミュニケーションを重ねることで、最適な画面遷移やデザインを提案し、お客様からも信頼を得ることができました。

さらに、開発者のMさんは、初めてのクレジットカードの継続課金機能や会員管理の複雑な実装に取り組むことになりました。知識や経験が不足していた部分もありましたが、社内外の情報を駆使して、課題を一つ一つ克服していきました。

また、他社サービスとのAPI連携も困難を伴いました。迫るスケジュール、しかしながらお客様も試行錯誤で、要望が何度となく変化します。しかし、担当パートナー様との綿密な相談を重ねることで、スムーズな連携を実現しました。

当時を振り返ると、他にも社内の多くのメンバーが協力をしてくれました。システムの成功に向けて団結し、チームとして惜しみなく力を発揮してくれたと思います。そういう意味で、多くの社員の思いがつまったシステム構築となりました。

そしてシステムリリース！

そして、運命の日、1月1日。新年の幕開け前、まだ日の出前の暗い時間に、Kさん、Mさんをはじめとする主担当の3名が集まりました。「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶を交わし、その後のリリースに備えました。



朝7時、システムがリリースされると、全国からのアクセスが集中。予想外のバグも発生しましたが、すでに盤石なチームとなっていた3人、それを即時解決する連携を見せて、システムは安定して稼働し続けました。緊張感と達成感・充実感を共有できて、今も忘れられない仕事の思い出です。

そして、この日の昼には、新年早々にも関わらず、同僚たちが心温まる差し入れを持ってきてくれました。肉まんやコーヒー、スイーツなど。その労をねぎらう気持ちは、言葉には表せないほどのものでした。

振り返って

この経験は、私たちが新しい挑戦への道を開く大きな一歩となりました。未知の領域に挑むことの難しさを痛感しましたが、その中で得た成功と経験は大きな学びとなり、今後の我々の大きな糧となりました。これからも、更なる価値をお客様、そして社会に提供して参りたく思っております。

当社にご依頼を検討されている方へ

当社は、Web系のシステム構築実績も多々持っております。是非お力になれることがございましたらお気軽にご相談を頂ければと思います。


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